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アカデミー (Academy) は、マジック:ザ・ギャザリングにおけるデッキの一つ。かつてのトーナメントに於いて、上位を独占したこともある凶悪なデッキである。同内容で構築不可となった現在でも、同ゲームの最強デッキと推す声も多い。 デッキ名の由来は、キーカードの《トレイリアのアカデミー》から。もう一つのキーカードである《精神力/Mind Over Matter》よりMoMaと呼ばれることも多い。 == デッキの概要 == 主に青で構成されるコンボデッキである。《トレイリアのアカデミー》と《天才のひらめき》のコンボで相手をライブラリーアウトさせることを目的とする。 : 《トレイリアのアカデミー》 伝説の土地 : (T):あなたがコントロールするアーティファクト1つにつき、あなたのマナ・プールに(青)を加える。 : 《天才のひらめき》 インスタント (X)(2)(青) : プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、カードをX枚引く。 :《精神力》 エンチャント (2)(青)(青)(青)(青) :カードを1枚捨てる:アーティファクト1つかクリーチャー1体か土地1つを対象とする。あなたはそれをタップまたはアンタップしてもよい。 まずアーティファクトを幾つか並べ、《トレイリアのアカデミー》によって大量のマナを生み出す。次に《精神力》をキャストし、《トレイリアのアカデミー》をアンタップし、さらにマナを増やす。手札が尽きれば《時のらせん》や《意外な授かり物》、《天才のひらめき》等のドロー呪文で補充。十分な量のマナを生み出せば、相手に《天才のひらめき》を撃ち込む。 このデッキを強力足らしめていたのは、キーカードの《トレイリアのアカデミー》だけではない。当時の環境には軽くて強力なマナ・アーティファクトが蔓延していたため、それ一枚から大量のマナを生み出すことができた。 また、強力なドロー呪文の存在も一因である。このデッキもそれらのカード無しでは、コンボが決まる前に高確率で手札が尽き、ここまで強力なデッキになることは無かっただろう。 このデッキが猛威を振るったプロツアーローマ'98では、この"Academy"を使用したTommi Hoviが優勝。8位入賞のErik Lauerが使用した"CMU Academy"は後に、Mike Floresによるそれまでのエクステンデッドのデッキのランキング〔http://www.wizards.com/magic/magazine/Article.aspx?x=mtgcom/daily/mf184〕に於いて、4位にランクインした程の名デッキである。 国内トーナメントのThe Finals'98では、実にベスト8中6人、ベスト4は全員が使用し、決勝トーナメントだけで1ターンキルが二回発生した。 その圧倒的な強さで当時の環境を荒らし、悪名高き"コンボの冬"(別名:MoMaの冬)を生み出す元凶となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アカデミー (マジック:ザ・ギャザリング)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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